GROTRIAN Cabinet
3PEDAL
新品
売約済
¥ 10,670,000 税込
製造番号: 新品
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200年もの歴史を誇るドイツの銘器・グロトリアン。その音に惚れ込み、白羽楽器はグロトリアン社と独自の交流を深めて参りました。
グロトリアンのシュタイン社長より特別にコメントをいただきました
「Cabinet」という名前は、まさしく家具のひとつである「キャビネット」に由来しています。文化的、歴史的な書籍や品々で埋め尽くされた極めてプライベートな空間であり、その家の主人が唯一気を休め、心をリラックスさせることができる場所…このピアノはまさにそのような存在であって欲しいと願います。「Cabinet」の大半は個人のお客様がご自宅用に購入され、「心地良さで満たされた」「プライベートな」ピアノとしてご愛用いただいております。音色や弾き心地の点でも音楽愛好家の皆様がご自宅で楽しまれるという目的に適うように作られています。奥行192cmはちょうど家具のような程良いサイズであり、音量の大きさにおいても最適なバランスを実現しました。適度な弦長、適切な響板の大きさ、きめ細かく設計されたメカ部を組み合わせて仕上がった、繊細で音響的なニュアンスをお楽しみください。
グロトリアンと白羽楽器の交流
2011年2月 グロトリアン社への訪問
白羽楽器は2006年にグロトリアンピアノの取り扱いを開始し、それ以来ドイツのグロトリアン社との交流が続いています。2010年の技術部長の渡独に続き、2011年には当社社長の彦坂がグロトリアンの町であるドイツのブラウンシュバイクを訪問。実際にピアノが作られる工房を見学し、工程の75%が職人の手作業で作られるグロトリアンピアノの高い品質と揺るぎない伝統を目の当たりにしました。2011年6月17日 シュタイン社長来社
グロトリアンのシュタイン社長が白羽楽器に来社され研修と座談会が行われました。グランドピアノ一台の製造に9ヶ月という時間をかけ、天然素材の微細な変化を繰り返し手をかけることで調整していくというお話や、職人育成のための独自のシステムなど様々なお話を聞くことができました。白羽楽器への訪問が今回で3度目になるシュタイン社長。終始リラックスした様子で会場は和やかな雰囲気に包まれました。2011年7月12日 グロトリアン研修in大阪
丸一商店様主催で行われたグロトリアンの整音研修に白羽楽器の技術者3名が参加しました。講師はドイツ・グロトリアン本社にて最終工程の整音を担当されている中島仁氏。グロトリアン整音についての講義と整音前後の音色の比較を各自実地研修で学びました。中島氏が整音仕上げを施したConcertRoyalでピアニストによる演奏会も開催され、グロトリアンの魅力に引き込まれた充実した研修となりました。第一回グロトリアングランドピアノ選定
白羽楽器では2012年春に一台目のグロトリアンのグランドピアノ「Cabinet(キャビネット)」を入荷いたしました。それに先だって、2012年1月5日、当社技術部長の鈴木がドイツへ渡りグロトリアン本社にて実際に輸入するピアノの選定にあたりました。まずは鈴木が一台ずつ時間をかけて弾き込み、音を確認。次に、離れた場所からも客観的に音色や響きを確認するため、他の方にも弾いていただきました。
選定のポイント
右の写真はすべて「Cabinet」ですが、一台一台個性が異なります。例えば写真手前のCabinetは“煌びやかで華やかな音色”。中央は“しっとりとして柔らかな音色”。そして、今回白羽楽器が選んだ奥の一台は、“迫力があり、音色が美しく、バランスも良い、これぞまさにグロトリアン!”という素晴らしい仕上がりでした。当社鈴木も「ドイツまで渡った甲斐があった」と胸をなでおろしました。細部の調整
選定した一台をグロトリアン社で働く唯一の日本人、中島仁氏によって整音をしていただきました。細かな部分に至るまでこちらの要望をお伝えし、丹念に調整していただきました。グロトリアンは、例えるならばワインのように時を経るにつれ熟成し、成長を続けるピアノです。今回の選定ではそういった意味で、弾き手と共に進化していくグロトリアンの「伸びしろ」も重要視しました。
2012年春、一台目のグランドピアノ到着
ドイツでの選定から2ヶ月を経た2012年3月。グロトリアンのグランドピアノ「Cabinet(キャビネット)」が、白羽楽器に入荷いたしました。
ドイツから海を渡り、大阪に到着した際には当社も開梱に立ち会いました。
(詳しくは白羽楽器のブログでご紹介しております)
国内での綿密な検査や調整を終え、浜松に初上陸いたしました。
選定と研修のため再びドイツへ
2012年5月、当社技術部長の鈴木が再びドイツへ渡り2台目となるグランドピアノ「Cabinet(キャビネット)」とアップライトピアノ「Classic(クラシック)」の選定を行いました。クラシックはなんと今回が日本初上陸。国内で唯一白羽楽器のショールームに展示されています。また、コンサートにおける調律の仕方や必要性についてコンサートチューナーの方からマンツーマンでご指導いただき、開演から終演まで安定した音を維持する方法などを勉強することができました。岩井がグロトリアン社を訪問
2012年夏、当社の岩井が技術研修のためグロトリアン社を訪問しました。現地では技術担当の方から直々にチューニングハンマーの動かし方や音の止め方など細かい部分まで指導していただき、グロトリアンピアノへの理解をさらに深める貴重な経験となりました。今回得た知識や技術を白羽楽器にお越しくださる皆様のために役立てていきたいと思います。※ドイツ渡航の詳細は白羽楽器ブログに掲載しております。是非ご覧ください。
白羽楽器40周年への祝辞を戴きました
お陰様で、2012年に白羽楽器は40周年の節目を迎えることができました。それを受け、グロトリアンのシュタイン社長より祝辞を頂戴いたしました。
今後もグロトリアン本社との連携を深め、より深くグロトリアンの魅力を皆様にお届けできるよう、スタッフ一同力を合わせて参ります。
今後とも白羽楽器を宜しくお願い申し上げます。